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結城水産について

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結城水産について

昭和47年、真珠の養殖を行っていた島浦水産を先代が引き継ぎ、ブリの養殖を始め、次にカンパチを主軸として本格的に魚の養殖を始めました。試行錯誤を繰り返し、二代目に代わった今では、延岡市や島浦漁協などから養殖漁業において優れた漁獲量を揚げ、幾度となく表彰されるまでになっています。結城水産の金寿カンパチは全国の市場に出荷されますが、個人客からも評判で、年末には500本以上の金寿カンパチを全国の食卓へお届けしています。

有限会社 結城水産 結城 嘉朗

島で育ったブランド魚

結城水産の養殖いけすは、島野浦島が風を防ぎ穏やかな海にあります。さらに潮通しが良いので、漁場がエサや魚のフンなどで汚染されず、きれいな環境で泳ぎ育つので、元気でイキイキとした身のしまった魚が育ちます。たまに赤潮などでの養殖魚の被害がメディアにでることがありますが、島野浦島周辺は水質も良く、1日に何度も潮の流れが変わることで赤潮などが発生することがほぼありません。

島で育ったブランド魚
結城水産のお魚を知る

結城水産の伝統養殖法

稚魚の入荷

① 稚魚の入荷

養殖業はまず稚魚の選定から始まります。種苗によってはスレや変形の多いものがあったり成長の良くないものもあります。信頼できる種苗会社から稚魚を仕入れます。

エサやり

② エサやり

赤ちゃんである稚魚期は1日に2~3回エサをあげて慣れさせます。成長や時期に合わせてエサの選択、量、時間帯、頻度を変え、ベストな給餌法を探ります。

ワクチン

③ ワクチン

魚種によっては病気の予防のために稚魚期にワクチン接種を行います。1匹ずつ魚の状態を観察しながら人の手で接種します。

消毒作業

④ 消毒作業

カンパチは定期的に体表に寄生虫が付くのでそれを落とすために淡水につけて消毒作業をします。水温の高い夏場は1~2週間ごとに頻繁に行うため、一番大変で最も重要な作業です。

選別

⑤ 選別

魚を出荷する前にはタモなどで1尾ずつすくってサイズを分けて、変形・スレがないかなどの確認、選別の作業をします。特に1尾ずつ〆る直販の時は自分が食べて美味しそうな個体を選びます。

出荷・活〆作業

⑥ 出荷・活〆作業

活きたまま出荷する卸売りの場合は魚を酸欠やスレさせないように気を付けます。直販の〆作業の場合は活〆、血抜き、神経締めを1尾ずつ丁寧に行います。

エサへのこだわり

エサへのこだわり

魚の状態に合わせて
栄養剤の量を調整

水温、病気に合わせて
回数を調整

成長の段階に
合わせたバランス

カンパチのエサは急速凍結されたイワシやサバなどの青魚を主原料としており、魚粉やビタミン・ミネラルが入った栄養剤などを添加し、オリジナルのエサを船上で作ってからあげています。
その他の魚種はそれぞれの魚種にあった配合をしたペレット状の専用配合飼料をあげて育てます。また、網の汚れや詰まりは病気・酸欠の原因になるため、適切なタイミングで交換して魚が住みやすい状態を維持しています。

企業情報

会社名 有限会社 結城水産
所在地 〒882-0096
宮崎県延岡市島浦町673番地
設立 1970年
従業員 8名
代表者 結城 嘉津志
事業内容 海面水産養殖業、
養殖魚の加工・直販
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結城 嘉朗

@宮崎県延岡市

結城嘉朗 | 有限会社 結城水産

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